IPC NEWS
IPCスタンダード それは、バリューチェーンを包括する標準規格
生産・組立の全ステップでIPC 標準が策定されていることをご存知ですか?
設計、購買から組立て、承認にいたるまで、IPC は電子製品の組立てにおいて高い品質と信頼性、一貫性を確保できる標準を提供。段階的なアプローチを採用している製造過程と同様、IPC 標準も相互に依存して構築されている。
※IPC標準規格スタンダードカタログ(英語)はこちら
一部標準規格は、右記より購入が可能です。IPC公式オンラインストア

製品カテゴリーにより分類される3つの品質クラス
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-クラス1-
一般的なエレクトロニクス製品完成した電子組立品の機能が主な要求条件であるという用途に相応する製品
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-クラス2-
特定用途エレクトロニクス製品継続的な性能と長寿命が要求され、かつサービスが中断しないことを要求されるが、それが重要な要素ではない製品を含む。一般的に最終使用環境が故障の原因とならない。
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-クラス3-
高性能エレクトロニクス持続的な高性能、または要求に応じて機能することが重要であり、設備の中断は認められず、最終使用環境は極めて厳しく、また生命維持やその他の重要システムのように必要時に応じ機能しなければならない。
※上記はサンプルイメージであり、実際のクラス分類を示すものではありません。
参考映像
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15:16
英国立研究所の品質評価でも採用されるIPC
ジャパンユニックスのはんだ付ロボットのサンプル評価をイギリスの研究所が実施
多くの企業がIPC標準規格を採用する3つの理由
世界的に認識され、業界でも認められているIPCの標準規格を採用することで、製品の品質と信頼性についてお客様のニーズに応えることが可能となる。
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その1
最終製品の品質と信頼性を管理
最も重要な品質と信頼性。全ての製造工程にIPCスタンダードを適用すると、パフォーマンス向上、寿命延長、無鉛規制の準拠の達成が可能。 -
その2
取引先や従業員の共通言語化
多くの取引先が採用するIPC標準規格は、電子機器業界の「共通言語」。海外従業員との品質に関する認識も標準化される
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その3
コスト抑制に貢献
規格に沿った設計と素材調達は、厳格な品質テストをクリアする組立工程を作り出し、コスト超過の原因となる遅延や再製作、廃棄を最小に抑減