海外サポートについて

海外でのライン立ち上げ&不具合をサポート

日本企業が海外で生産ラインを立ち上げるにあたり、重要なのは「品質(Quality)」「コスト(Cost)」「デリバリー(Delivery)」の「QCD」をきちんと管理すること。そのためには、生産ラインを止めないことが大前提で、「ジャストインタイム」での商品納入が求められます。
ですが、言語や文化、環境などが異なる海外で生産を管理するには、そうした差異を乗り越えた、真摯なコミュニケーションが重要です。ジャパンユニックスは、海外での生産管理の課題を把握した上で、生産ラインを止めないためのサポート体制を整えています。

3層の海外サポート体制を構築

ジャパンユニックスは、言語や文化が異なる海外でも、安定した量産体制を維持するため、現地代理店、海外拠点、本社という、3層の海外サポート体制をご用意しています。
何らかの不具合が発生したとき真っ先に駆けつける、スピードに優れた「現地代理店」。現地代理店で解決できない複雑な課題でも、十分にコミュニケーションをとって対応できる「海外拠点」。そして、蓄積された経験・知識と最新技術などのノウハウを持つ「本社」。それぞれの特長を活かした3層の体制で、お客様をバックアップいたします。

現地代理店

不具合が発生した場合、まず、ジャパンユニックス現地代理店のエンジニアが現場に赴き、情報収集を行います。海外工場で起こるトラブルは、材料や部品を勝手に変えてしまったといった、製品以外の部分が原因であることも珍しくありません。普段から、現地の作業者と良好な関係を構築し、不具合時は情報収集や原因究明にあたる。そのためには、現場にすぐ駆けつけ、スムーズにコミュニケーションを行うことができる、現地エンジニアが適任です。

ジャパンユニックス海外拠点

ジャパンユニックスの海外拠点には、現地の言語や文化、教育に十分な理解があるエンジニアが多く所属しています。現地代理店のエンジニアだけで解決できない場合は、現地代理店からの情報共有を受けた上で、はんだ付け自動化ノウハウの知識や経験も十分持ち合わせている海外拠点のエンジニアが、問題解決を担当。多くの不具合は、この段階で解決できます。また、不具合対応だけでなく、エンジニア教育なども実施可能です。

ジャパンユニックス本社

製品上の根本的な問題などで、海外拠点でも対応できなかった場合は、海外拠点と情報を共有した上で、ジャパンユニックス本社の開発担当者、技術担当者などが問題解決にあたります。コミュニケーションの点では、現地代理店や海外拠点に劣りますが、英語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語であれば、本社ソルダリングエンジニアが直接対応することも可能です。また、一歩踏み込んだエンジニア教育の課題や、継続的な問題に関しても、解決策の提案ができます。

すべては「ノンストップ生産」のために

このほか、ジャパンユニックスでは、はんだ付けロボット管理ソフトウェア「ソルダリングマネージャー」をご用意。不具合発生時の状況把握と言語化を行うことで、問題解決に役立てることができます。
また、現地代理店や海外拠点が対応した不具合情報は、問題発生から解決に至る経緯をレポート化して、お客様の本社にも共有。必要に応じて、量産後の不具合の原因究明のため、日本にサンプルをご送付いただき、現場環境に合わせた再現検証実験も、都度実施しております。はんだ付けのエキスパートとして、お客様のノンストップ生産を全力でサポートいたします。

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