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車載用エレクトロニクスの品質強化でIPCを導入する理由

ゼネラル・モーターズ(GM)は、90年以上前から中国市場に参入し、現在、中国合弁企業11社、100%出資関連企業3社の計14社を有しており、5万8千人を超える従業員がいる。GMは合弁事業と共に、幅広いラインアップの車両を提供し、中国における自動車メーカーの中でも、ビュイック、 キャデラック、シボレー、 バオジュン、ウーリン、ジエファンなどの有力なブランドで市場と中国の顧客を魅了している。2016年、GM とその関連企業は、中国で新記録となる3,870,587台の車両出荷を記録した。これは前年比7.1パーセント増で、同国において歴史的な販売記録となった。GMの中国における車両出荷台数は、同国マーケットシェアトップを5年連続で維持することに成功している。

本記事は、IPC Asia PacificとGM Chinaが実施し、GM World Headquartersの承認を受けて、㈱ジャパンユニックスが翻訳・公開したものである。

GM

1.どのようにIPC標準を取り入れたか?

自動車産業では、非常に高い信頼性が求められ、安全に懸念を及ぼしかねない一切の問題は許容できません。特に、GMでは、安全と安心を確保する上で、重要部品のサプライヤー数社に対しては、CQI-17(AIAG)を適用した、鉛フリーはんだ付工程の監査基準として、IPCを導入しています。


2.サプライヤーの品質監査管理で、どのように適用しているか

プリント基板組立品(PCBA)を取り扱う工場では、CQI-17の要件に従って自主監査を行います。第一次(Tier1)の部品メーカーでも、毎年、それぞれのPCBA サプライヤーをCQI-17の要件に従って再び監査します。このプロセスの中で、IPC標準の役割の重要性が際立っています。特に、グローバル規模でIPC-A-610の普及と適用が拡がり、サプライヤー間においても、電子組立品におけるはんだ付不良管理を大幅に改善することができました。定量化が困難な多くの判断にあっても、IPC-A-610を参照すれば見つけ出すことができます。電子品組立業界の百科事典や辞書のようなものです。

また、サプライヤーおよび各地に点在する自社工場においては、IPCに協力を仰ぎ、各種トレーニングの実施を各地で行っています。IPCトレーニングプログラムはどこでも同じ品質・内容で実施が出来るため、基本的な標準理解や品質判定の基礎知識を習得するのに非常に効果的です。IPCトレーニングを導入することで、GMが直接教育するのは、個別要求やIPCとGM基準との差異など、よりフォーカスした内容とすることで実行時間の短縮や効率性の向上に役立っています。


3.IPC標準を適用して、何が達成できたか?

次の2つのメリットがあったと考えています。まず何よりも、社内のスタッフ間で意思疎通が非常にスムーズになりました。統一化された標準言語を使用すると、ダイナミックな品質管理監査に関する一連のシステムドキュメントを定める際にも、より明確な指針を示すことが出来ました。2つ目は、サプライヤー側のメリットです。 サプライヤーに対して、より明確で具体的な要件と指示を出せるようになったことで、サプライヤーにとっても理解や準拠が容易になりました。その結果として、サプライヤー側の管理コストが削減され、迅速な対応に非常に有効です。


4.IPC標準を導入している企業へアドバイス

IPC標準は、写真、図、平易な文章を使用して要件を詳細に説明してあり、理解が非常に簡単です。IPC標準は、実用的で優れた運用規則で、作業グループに正確な要件と指導を与えるのに非常に有効で、役立っています。IPC標準は、プロセスの生産性、品質の均一性、事業開発、ブランド構築など、多方面に大きな影響を与えます。IPC標準を活用して、メリットを享受する企業がより増えることを願っています。


5.IPCの標準要件に関する要望

IPCが既に公開した標準を継続的に更新すること、そしてそれと同時に、自動車産業での発展に向けて、自動車産業が承認する更なる技術標準を公開することを期待しています。そして、IPCが自動車産業の前進を支援する認証コースや監査のコンサルティングプログラムを開発することに非常に期待しています。

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