IPC マンスリーレポート 8月号

IPC-2591「Connected Factory Exchange」の最新版バージョン2.0

『IPC-2591 : Connected Factory Exchange(CFX)』は、デジタル製造におけるプラグアンドプレイの機械間・機械とシステム間の通信を可能にする世界標準であり、
最新の「バージョン2.0」は、英語版が2025年2月にリリースされています。
「バージョン2.0」では、より幅広い製造現場のオペレーションをサポートするため、大幅な更新と拡張が加えられました。
例えば、手はんだ付けやフローはんだ付けなどの作業への対応が新たに追加され、サポートされるデバイスタイプの総数も14に増加しています。

なお、CFXに関する詳細情報や、最新のソフトウェア開発キット(SDK)とソフトウェア開発リソースへは、
こちらよりアクセスできます。

ベトナムで初の地域タスクグループ立ち上げ

ベトナム地域タスクグループ
ベトナム地域タスクグループ

このほど、ベトナムで初めてとなる地域タスクグループが立ち上がりました。同国では、STAMEQ(ベトナム国家規格・計量・品質総局)と協力し、活動・活用を促進していくとのことです。
東南アジアのエレクトロニクス産業界では、品質の向上や顧客との円滑なコミュニケーションに活用し、グローバルなサプライチェーンで一層の存在感を示すため、IPC規格や認証トレーニングの存在感が高まっています。

IPC認証トレーニングの予定

  • 9月2日(火)~4日(木)  J-STD-001CIS 新規トレーニング 於:名古屋会場
  • 9月9日(火)・10日(水)  J-STD-001CIS及びIPC-7711/21CIS 更新トレーニング 於:東京会場
  • 9月11日(木)・12日(金)  J-STD-001CIS及びIPC-7711/21CIS 更新トレーニング 於:東京会場
  • 10月7日(火)~9日(木)  J-STD-001CIS 新規トレーニング 於:東京会場

※この他の開催予定は、こちらよりご確認ください。
※初めてスペシャリスト資格の取得を目指す方は、「人材開発支援助成金」の活用もご検討ください。
「人材開発支援助成金」は、厚生労働省の提供する助成金プログラムです。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyou/kyufukin/d01-1.html

グローバル・エレクトロニクス・アソシエーション(GEA)開催イベント

GEA開催イベント
GEA開催イベント
GEA開催イベント
GEA開催イベント

2025年7月、ベルリンにてCLPとSLPをつなぐワークショップが開催

グローバル・エレクトロニクス・アソシエーション(GEA)は、2025年7月2日(水)及び3日(木)、ドイツのベルリンにて、自動車・産業分野における統合課題への対応を主題に『コンポーネントからシステムレベルまでのパッケージングに関するワークショップ』を開催しました。
参加費は250ユーロとやや強気な設定ながら、最先端パッケージング技術の課題を体系的に抽出し、解決策を共創すべく、日系企業も含め、IDMやTier 1、OSAT、EMS、サプライヤー、研究機関などから、50名以上が参加しました。
特に自動車産業のEV化や自動運転、産業IoTの拡大する中、CLPとSLPをつなぐ重要な技術・設計的な境界領域における規格標準化信頼性確保について、最高気温37℃という猛暑にも勝る、熱心な議論が交わされたということです。

IEMI 2026 – 南アジア業界最大級のネットワーキングイベント、
26年1月に開催

IEMIバンガロール

グローバル・エレクトロニクス・アソシエーション(GEA)は、南アジア地域におけるエレクトロニクス業界最大級のネットワーキングイベント「IEMI 2026(Integrated Electronics Manufacturing & Interconnections)」を、2026年1月29日~30日にインド・バンガロールにて開催します。
B2B商談、技術セッション、世界ワイヤーハーネスコンテストなどの多彩なプログラムを用意し、世界各国から電子機器メーカーやサプライヤーが集結。南アジアがサプライチェーンの新たな拠点として注目される中、IEMIは業界のキープレイヤーとつながる絶好の機会となります。
なお、参加費や旅費の一部が補助されるホステッド・デリゲート・パッケージ(Hosted Delegate Package)の申込み締め切りは2025年8月30日までです。詳細は公式サイトをご確認ください。