はんだ付けロボットの工法  [スティーブコラム]

2025年4月28日
スティーブコラム

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はんだ付けロボットの工法

目次

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テーマ

 みなさんこんにちは。ジャパンユニックス ソルダリングエンジニアのスティーブです。
今回は、はんだ付けロボットの基本的な「構成」についてお話しします。

今回は、はんだ付けの自動化を検討中の方、必見!

はんだ付けロボットの「工法」についてお話しします。

自動はんだ付けの中でも特にポピュラーなのが「こてはんだ付け」と「レーザーはんだ付け」です。

まず、こてはんだ付けロボットの工法から紹介します。

ポイントはんだ付け

 こてはんだ付けでよく使われる工法は、「ポイントはんだ付け」です。

いわば「丁寧に一つずつ工法」

ポイントごとに最適条件をセットできるので、一つひとつのはんだ付けを熟練の職人のように丁寧に行うことができます。

引きはんだ付け

 さらに、よく使われるのが「引きはんだ付け」です。

いわば「一気に一列工法」

このように、こてを一定の速度で引きながら、一気に一列をスピーディーにはんだ付けできます。

いわば「ずーっと同じ品質工法」

レーザー

 続いて、レーザーはんだ付けロボットの工法を見てみましょう。

レーザーはんだ付けロボットは、変化点が少ないのが特長です。

いわば「ずーっと同じ品質工法」。

こてを使用しない、レーザーによる非接触加熱なので、

1回めも10,000回めも、同じ状態ではんだ付けできます。

エリアレーザー

 レーザーはんだ付けの中でも最近注目されているのがエリアレーザー」です。

いわば「同時にまとめて工法」

このように、広範囲にレーザーを照射して複数を同時にまとめてはんだ付けできます。

スピードが速いのはもちろん、温度制御や高出力レーザーといった機能により、高品質なはんだ付けが可能です。

また、表面実装部品だけでなく、挿入部品もエリアレーザーで対応可能です。

エリアレーザー工法は、高密度で小型のモジュールやケーブルなどさまざまな製品に向いていると言えるでしょう。

まとめ

 以上、はんだ付けロボットの工法を紹介しました。

ジャパンユニックスでは、お客さまの製品づくりにいちばんふさわしいはんだ付け工法を見つけるために毎日のようにテストをしています。

はんだ付けの自動化を検討しているみなさん、わからないこと、聞きたいことがありましたら、お気軽にジャパンユニックスまでご相談ください。

では、またお会いしましょう!


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