トレーニング&認証資格

IPCトレーニングと認証資格

世界のエレクトロニクスメーカーが開発・承認

IPCのトレーニングプログラムと認証資格は、標準規格と同じく、その内容や試験問題など、各国のエレクトロニクスを代表するメーカーが参加し、開発を行っている。完成したトレーニングと認証資格は、様々な企業が、レビューし、評価を行う。その結果、世界のエレクトロニクス産業から承認を受け、有効であると認められている。

20万人/年間を超える企業・個人が、世界各国でIPC認証資格を取得

トレーニングと認証資格の開発に携わった企業例

上記企業をはじめとする、エレクトロニクスのトップメーカーが実証した評価基準を元に、良否判定、許容可否の判断を身に付けられるよう体系的なトレーニングプログラムを開発している。世界中、どこで受けても、同一のトレーニングが提供されており、国境や言語を越えて、判断基準の統一化ができ、意思疎通の明確化と簡素化が実現できると評価されている。近年、欧米企業では、IPCの準拠を自己申告だけでは認めず、IPC公認の認証資格取得やトレーニング受講を求める企業が増加している。海外の取引先から要求されてからでは遅すぎる、国内外で基準と統一化したいという声も多く、近年、日本語でのトレーニング需要が増加している。

トレーニングと認証資格の詳細はこちら

トレーニングサンプル動画

IPC-A-610 オンライントレーニングデモ
IPC-7711/21:電子組立品のリワーク・リペア(修理)・改造のトレーニング概要

国際標準を理解し、グローバルで通じる信用証明を。

成功に欠かせないスマートな意思決定、高品質な製品、信頼性の高いパフォーマンス…
これらは、常に競争の激しい、進化するエレクトロニクス業界では、必要不可欠。絶え間なく変化する要求をサポートするため、IPCは、さまざまなトレーニング、認証方法を提供している。 IPCのトレーニングおよび認証資格は、グローバルで重要と見なされているいくつかのIPC標準に基づいて提供する。

エレクトロニクス産業のグローバル取引では、IPC標準や基準に準拠した製造、品質管理を要求する企業が増え、実質的なグローバルスタンダードとして確立されている。日本でも、610をはじめとするIPC標準を活用・参考にする日本企業が増え、海外の取引先から要求されてからでは、遅すぎるという理由から取得を希望される企業が増加している。また、他にも下記のようなご意見を頂戴した。

「610のトレーニングをしてほしい」
「欧米のクライアントにCISを要求されているが・・・」
「IPCの内容を正しく理解できているのか分からない」
「多岐にわたる国内拠点・海外拠点で認識の共通化を図りたい」
「新人に基礎的なもの作りの基準を教育したい」

IPCとジャパンユニックスが共同開発。世界初のオンライントレーニング

90,000名を超えるIPC-A-610の年間認証者

グローバルで共通化されたトレーニングプログラムを日本語で、かつ、いつでも・どこでも受講できるオンライントレーニングを共同開発。最も多くの企業が採用する610を始め、一部の標準向けにオンライン環境でのトレーニングと、全国で提携する200箇所を超える試験センターにて認証試験の実施を可能にした。本プログラムで取得した認証は、そのまま、国際取引や海外顧客へ、IPC公認の認証資格として提示することができる。

契約や顧客からの要求に対して、トレーニングの受講や認証者のプロジェクトメンバー参加を示すで、より多くの安心と信頼をお客様へ提供することができるであろう。

はんだ付の国際資格。J-STD-001対応のトレーニングプログラム

60,000名を超えるJ-STD-001の年間認証者

J-STD-001のトレーニングは、エレクトロニクス産業におけるはんだ付の国際標準として、一般企業のみならず、NASAをはじめとする宇宙・航空分野でも、独自規格に替わる基準として、世界各地で適用が認められています。

このトレーニングと認証を通じて、各材料、方法論、高品質なはんだ付製造基準の知識と技能を同時に学ぶことが出来ます。工程管理の重要性やグローバルで合意されたはんだ付要件を教育する、グローバルで採用される、唯一のはんだ付トレーニングとなります。

本トレーニングでは、はんだ付における日本標準国際標準の差異を明確化し、海外取引における認識の誤解を解消することも目的とし、世界で通用するはんだ付の国際資格が取得できます。

世界基準のリワーク・リペアスキルを学ぶ。IPC-7711/21の認証資格

エレクトロニクス製品には欠かせない、リワーク・リペア

IPC-7711/21のトレーニングは、他には類を見ない、リワーク・リペア・改造に特化したトレーニングです。世界中のOEM企業のみならず、EMSやリワーク・リペアを専門に行うエレクトロニクスサービス企業で取得されています。

多くの企業では、製品の生産工程において、はんだ付の実装基準(J-STD-001に相当)や実装品の出来栄え(IPC-A-610に相当)に関する標準化は定められていますが、リワーク・リペアの具体的な手順や基準は定められておらず、現場の経験に頼っているのが実状です。

本トレーニングでは、これまで標準化しにくかったリワークやリペアをグローバルおよび作業者レベルで手順の統一化・品質の均一化を図ることが可能となります。